リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 4月 29, 2025 日差しがあるのに、なぜか肌寒い!そんな春が続いています。2月の寒波といい、何だか今年の季節は少し変ですね。 木地屋の雪解けも例年より遅く、4月末でまだ50〜60cmの硬い雪が残っていました。そんなこともあって、今年の資料館のオープンは5月11日(日)となります。以降は、毎週土日と休祝日が開館日となり、最終日が10月26日です。是非おいで下さい。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ
なに?これ!…後日談 6月 08, 2025 なに?これ!…諸説あります。 19本の脚を持つ木鉢について友人と話していたら、彼は19という数はブログにあるような数学的なものではなく、サモアの人たちにとって特別な意味を持つ数として伝えられている数ではないか、と。例えば先祖が最初に島にたどり着いた時の人数とか、或いは島にある集落数とか…神様の数…。なるほど、そう言われるとそんな気もしないではない。 この友人は30代始めのころ8ヶ月ほど南太平洋の島々を放浪したことがある。主にタヒチだったようだがアメリカ領サモアへも行き、島民が車座になってヤシの実の器で何かを飲んでいた、と。まさにカヴァの儀式だ!何だか友人の説がもっともらしく思えて来た。友人いわく、確かめたかったらサモアへ行って来たら。島にはたいてい物知りの長老がいるものだよ、と。地図を広げて見たけど…ちょっと遠過ぎ。 続きを読む
なに?これ! その2 6月 05, 2025 これを見た時は本当に、なに?これ!でした。インパクトは、ウガンダの酒壺以上。木鉢であることは一目でわかりますが、何といっても脚の数の多さ。思わず数えてしまいました。19!何度数えても19本です。図録の解説には機能的な美しさ、とありますが、19もいるの?なぜ19?どう考えても機能を度外視した何かがある、と思わざるをえません。例によって、どこの、誰が、何のために、を確認します。場所は南太平洋のサモア島、島民がカヴァの木の根を潰して麻酔性の飲み物を作るときに使う木鉢、とのこと。ただし、儀礼的な場面や客をもてなす時に使うとのこと。日常の雑器とは違うようです。という事は、やはり機能より装飾性か呪術的意味を持たせた形、とみていいのではないでしょうか。機能的で最小の脚の数は3です。誰もが知っている鼎ですね。以前、九州の山間の町、五ヶ瀬町へ調査に行ったとき3本脚のこね鉢を作っているビデオ映像を見ました。4とか5ならまだしも19本はどうみても異様です。なぜか?考え出したら、夜も眠れない!そこで、作る場面を考えてみました。厚みのある盤の片面に手斧で窪みを作る、これが器です。裏側に脚を刳り出すために、円周を19分割します。中心から放射状に19本の線を引くと、1つの扇形の角度が約19度。ん?ここにも19が出てきた!19×19=361、まあ1度くらいは手作りなら誤差のうち。という事は、かれらは360の平方根に何かのこだわりがあったのかも!18本ならきれいに20度の分割になったのに、あえてそうしなかったのだから。星の動きや島影から航海術を編み出したという南太平洋の人たちは算術にも長けていたのだろう。サモア人に脱帽! とにかく今夜はここまでにしよう。これで何とか眠れる…かな。 続きを読む
ようやく春の兆しが… 3月 23, 2025 3月22日の昼過ぎ、木地屋の様子を見て来ました。積雪は2m30㎝ほどに減っていました。天気が良かったので上からスキーで下ってくる人が何組も。小さな駐車場は一杯でした。 お堂の軒下は、まだすっぽりと雪に囲まれていますが、みんなのお陰で屋根はきれいに出ています。さて、お堂の歴史ですが、この集落が大所に村を作る前の居住地、妙高高原笹ヶ峰時代の名残をとどめているのです。高田榊原藩政の時代に殿様の要請で笹ヶ峰に入植した木地屋は、そこで日蓮宗に改宗し、小さなお寺を作りました。そこに祀った笹ヶ峰権現が、このお堂に運ばれて安置されています。写真の仏壇の右にある小さな社の中に笹ヶ峰権現が祀られています。だから、このお堂は、木地屋の移住の歴史を伝える貴重な文化財でもあるのです。ここで春と秋の2回集落出身者が集まってお祭りをしています。写真は去年の春祭りの様子です。2枚目の写真の右側が笹ヶ峰権現です。 続きを読む